大学院への応募を考えている方へ
私は2026年度に特別研究期間(サバティカル)に入りますので,大学院生の指導および受入を行うことはできません.そのため,2025~2026年度(2025年4月~2027年3月)に大学院への応募を考えている方は,応募の際に私を指導教員として指定しないようお願い致します.
I will be on sabbatical during the fiscal year 2026. Hence, I will not be accepting any graduate applicants from April, 2025 to March, 2027. Please do not designate me as a potential supervisor during this period. Otherwise, you will be wasting your application fees.
指導可能なテーマ
以下のいずれかのテーマに関する実証ミクロ的研究(ミクロ理論×実証)
- 排出権取引制度の費用対効果
- 電力市場の脱炭素化
- 太陽光発電の適正立地
- 環境政策のイノベーション促進効果
- 交通と環境
- 経済地理と環境
※1:自分でデータを収集・整備できる方,中級レベルのミクロ経済学と計量経済学の知識を持っている方に限ります.GISの知識スキルを持っている方だとより受入れ易いです.
※2:「差の差の法(DID)を使って~」という応募者が非常に多いのですが,このような研究計画の場合,よほど準実験デザインが優れていない限りは,受入れは難しいと考えて下さい.私は,DID,操作変数法,回帰不連続法,マッチング法(あるいは比較的簡易な構造推定)いずれの手法も同程度に精通しており,どの方法や研究デザインが適切かは,データの構造と学術的問いに依存すると考えています.データの構造と学術的問いをしっかり考えているかどうかが受入れの基準だと考えて下さい.
現在の博士指導学生
小野あかり
研究テーマ:交通ネットワークが都市の成長に与える影響
現在 慶應義塾大学 経済学研究科 博士課程, 日本学術振興会特別研究員(DC2), JST
筑波大学 社会工学類 2019年度総代・倉谷賞受賞
※ 修士の学生はこれまで数多く指導してきましたが,ここには記載しません.
過去の博士指導学生
黒田翔
現在 早稲田大学 商学部 講師
筑波大学 博士(社会工学).日本学術振興会特別研究員(DC1).2012年度倉谷賞,2014年度専攻長表彰.