Applied Economics 小西研究室

研究概要

私は,環境政策(制度・施策)の効果に関して,応用(実証)ミクロ経済学の手法(※)に基づいた実証研究を行うことで,日本の環境政策の設計(デザイン)に役立つような知見の蓄積を行っています.特に,最近では,「交通と環境」をテーマとした研究を行っています.例えば,自動車へのインセンティブ施策は本当に環境効果があったのか,自動車燃費規制は効率的な規制といえるのか,ライドシェアは環境にとって良い結果をもたらすのか,交通ネットワークへの公共投資は交通由来の環境汚染にどのような結果をもたらしたのか,といった問いに関する研究です.このような研究を行う上で,経済学的直観から得られる疑問,分離融合的で柔軟かつ論理的な思考法,統計的因果推論に基づく「因果効果」と「因果メカニズム」の厳密な識別・推定,の三つの要素を大事にしています.

※ 私の言う「応用(実証)ミクロ経済学的アプローチ」とは,厳密なミクロ経済学に基づく理論分析と,厳密な統計的因果推論手法に基づく実証データ分析とを融合したアプローチの事で,近年では,公共経済学,国際貿易,産業組織,労働経済学,教育経済学,実験・行動経済学など様々な分野で活用されるようになってきています.

ニュース

2021/09/15
第24回労働経済学コンファレンスのチュートリアル・セッション「Staggared DIDの近年の動向 ~問題と対策~」の発表スライドをupしました.
2021/04/11
科研費基盤B「交通と環境に関する新経済地理学的基盤研究」(直接・間接経費計:¥12,500,000)が採択されました.
2020/07/18
日本経済新聞(電子版)向けに解説記事「行動・実験経済学からわかる,望ましい環境政策」を執筆しました.是非,ご一読下さい.
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